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竹内結子が史上初“女性版”ホームズに!

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僕の知る限り、女性版ホームズものでは、新谷かおる「クリスティ・ハイテンション」が楽しい。ホームズも登場するが、ホームズ役を演じるがその姪っ子という構造。クリスティはもちろんアガサからだろう。

 

異色と思ったのがロシア版新シャーロック、アンドレイ・パニン演じるワトソンが魅力的だ。ロシア語のホームズもまたいい。ロシアでは1979年から1986年にも代表的な作品があったそうで、ホームズは焼き直しが何度もされる作品だ。

 

現代版として革命的なカンバーバッチのシャーロック、そしてホームズ&ワトソン in NY もまた面白い。特にルーシー・リューがワトソンを演じるエレメンタリーは、後発の不利を補うため、ホームズの麻薬中毒を強く物語と絡めている。

 

ホームズを題材にすれば面白くない作品などなく、誰が演じても面白くて当然だ。それ故に失敗しても人知れず忘れ去られるだけという過酷とも向き合わねばならない。失敗作と向き合う暇はシャーロキアンにはない、というわけだ。

 

本作のワトソンが和都(わと)さんなのは、もちろん三つ目がとおるの和登さんからの拝借だろう。写楽保介がシャーロックホームズと読めるのと同様のダジャレだ。これで推理部分を全部ホームズ以外から拝借してたら面白いとも思うが、エラリークイーン、ディスクンカー、アラン・ポー、クリスティなど著作権の問題も予想される。いずれにしろ、新しくやるならアレンジにとても力を注いだ事と思われる。

 

典型的なホームズ像と言えば、ジェレミー・ブレット。このイギリスの良作は1984年と古いドラマの範疇であるが、今見ても最高のホームズものと思える出来映えである。このドラマは吹替もまたいい。露口茂長門裕之のバディも最高ではないか。

 

薬物依存で著名なロバート・ダウニーJrのホームズはアクションに大きく舵を切った作品で、19世紀末に現代的な特殊効果を持ち込んだ点が特筆する。特に第一作が至高にして究極で、その後のシリーズは若干落ちる。

 

パロディではスタートレックTNGでデータ扮するホームズも最高だ。ブレント・スパイナーはとてもクレバーな役者でひとつの回では3つの配役を演じ分けていた記憶がある。そういう名優たちの集まりだからスタートレックにも飽きるのだろう。憑依させられたり、ホロデッキで別人物を演じるとか、そういう脚本で、まんねりのガス抜きをしていたように思われる。

 

犬のホームズや猫のホームズも最高だが、いずれにしろ、重要な事はエンジニアという人種はどんな人でも、ある瞬間にはホームズになり切っているという話である。

 

不可解な事件や事象に対して、ふーむ。これは面白い、興味深い、と証拠を集める。仮説を立てて、ホームズが事件を追及するように我々も問題を追及する。

 

だから、ホームズは世界中のあらゆる場所にいる、と言っても過言ではない。今日もどこかで、わかったぞ、ワトソン君!、僕はなんて愚か者なんだ、と叫んでいる人々がいるのである。

 

昔の記憶だが、あるパロディでは地球が滅びた後の地球に異星人が発掘にくる話を描いていた。いろんな遺跡からホームズという名前が出てくるので、これはかなり著名な存在に違いない、と、未来の考古学者が珍説(我々から見たら)を繰り広げる話だ。

 

ホームズやそのパロディの一部だけを抜粋して、そこから何が言えるかを面白おかしく書いた話だが、さて、このタイトルが分からない、探しているのだが、いまだに見つからない。どう探していいかも分からないのである。ベーカー街を訪ねるべきか。

 

Elementary, my dear Watson.

(こんなの初歩だよ、ワトソン君)

When you have eliminated the impossible, whatever remains, however improbable, must be the truth.

(不可能なものをぜんぶ取り除けばね、どんだけバカらしくたって、残ったものの中に真実がなけりゃウソじゃないか。)

There’s an east wind coming, Watson.
(東風になるね、ワトソン)