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書き溜めの集積場

清純派だと思う女性芸能人ランキング

ranking.goo.ne.jp

 

 

清純の意味も、清純派の考察もここでは置いておくとして、gooランキングを見ていると広瀬すずちゃんが7位にくるあたり、ライオンを見てもにゃあといい、ジャガーを見てもにゃあだった、さすがに広末涼子を見た時はなんとも言わず黙ってたという中原中也を思い出した。

 

どれも子猫に見えるとはどういう鑑識眼だ。もちろん清純は子猫ではないし、清純派も子猫ではない。

 

それでも、ここに登場した人たちは、恐らく最近の生活の中でテレビなり雑誌なり身近な場所に登場したのだろうし、そういう所に出る場合は、メイク、スタイリストが全力で整え、彼女たちを最高に装飾する。カメラマンの腕、照明の腕、総合力で形づられたイメージをそのまま受け止めれば、何も知らなくても雰囲気だけで清純そうだと感じるだろう。恐らく送り手はそこを狙っているはずだ。

 

冷静に考えればそれは雰囲気だけでよく、現在の芸能に求められる重要事が「無害」であると理解できる。

 

だから日本の女優で政治や気候変動について意見を言う人は少ない。追記するが男性だって同様である。仮に言ったとしてもそういう望まれた場でコメントを述べる程度に留まる。プライベイトでそういう活動をしている人もいるが、人気の比例してそういう活動は少なくなるはずだ。

 

企業広告はああ見えて様々なしがらみで雁字搦めになっている。電力に関して述べれば原子力や石炭の話が出てくる。温暖化の話をすれば、工場の排気ガスの話は避けえない。化学物質の害悪もあれば、ワクチンひとつとっても陰謀論が渦巻く。

 

純粋な科学的な話題であっても斯くの如し。政治や宗教にまで話が及べば、収拾などつけれなくなる。彼女たちだって仕事を持った人であるから、純粋に言えば、ビジネスである。社会へのコメントは直接的な仕事ではない。表現の場を縮小するなど考えられない。

 

その性格上、プライバシーも含めた仕事であるから、自然とどこにあっても人の目を気にしなければならない。沢尻エリカではないが、本気ではめを外したければ国外でやるしかないはずである。

 

孰れにしろ、この結果は新垣結衣にとって嬉しいはずがない。彼女は30才を超えた。40にもなれば決してこの順位は維持できない。吉永小百合がいるではないかとも思うが彼女の存在は特別すぎる。

 

残念ながら、彼女たちに求められる演技とか存在感が清純に集約する。優れた演技力をもっていたとしても、邦画やドラマで求められるものはそう多くない。

 

作品を廻すには登場人物が必要である。何かの事件が起きるとは新しい人物が登場するという意味である。そうやってドラマが動いてゆくのだが、そういう場合に必要となるキャラクターにはある程度の類型がある。

 

この類型を調べた事はないが、男性と女性なら恐らく男性の方が多いはずだ。パターンが少ない以上、女優たちの方が競争は激しくなるはずで、清純枠だけでもこれだけの人が争っている。

 

特に新垣結衣は、何か新しい事を経験する時の戸惑い方に傑出した人だから、30,40すぎる頃にはそういう役も僅少になる。脚本のバリエーションが乏しい日本の邦画(AVのプロローグのような映画しか作らない)では、苦しくなる一方である。

 

逆に言えば、30になって始めて経験するみたいなシチュエーションがドラマならば抜擢されやくい。30才から始めるはじめて物語があれば勝ち目がある。離婚もそう、結婚もそう、そういう物語は30を超えた場合急に生活臭が強くなるものだが、これこそ清純の対語であろう。

 

SFのファーストコンタクトなんて本当は彼女にぴったりだと思う。邦画でSFは不可能だが。

 

さて、不思議な事にこの中に松本穂香がいなかった。はてテレビCMにもよく出ているし、ランクインして然るべきではないか。なぜ?