10 million bugs from my polish @nanoris

書き溜めの集積場

都内40代男性 発熱後に新幹線

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2月に新幹線に乗ったらずうっとコホコホしている人がいて、この時期になんつ根性の持ち主、馬鹿なのかと思った。あまりに続くのでデビルマンにでもなりたい願望が抑えきれなかった。もちろん、蝙蝠の羽根の方じゃなく、美樹の首をちょん切った方。

 

しかし、当たり前ではあるが、この風邪に関しては、感染は春節前から始まっていたはずで、発病していない段階で既に感染する可能性があり、普通のインフルエンザや風邪と同程度には流行するだろう。

 

すると問題はくじ運という事になる。なるべく人と合わないようにするのが有効なので引きこもり最強とは思うが、本当にそうであるかは知らない。少なくとも医療機関にいる人も罹患している以上、都市部に住んでいる者は全てが感染していると考えて差し支えない。

 

ぽつんと一軒家こそ最強な状況である。小松左京復活の日は南極にいるから助かったケースであるけれど、さて、問題は感染力の強さと重症化の頻度である。病気と共生など紙一重であるから、全人類が保有している細菌などはカウントされていないだけである。

 

中国では六万人を突破した。日本で100人を超えるのも数日以内の話だろう。これらは検査体制が確立しつつある証拠であって、潜在的に罹患者がいた事は検査しなくても想定内の話である。

 

病状が重いといっても、その脅威はインフルエンザと同程度と考えて差し支えないようである。特効薬がないのが違う点だが、数十年前までと同じ状況と考えれば、少なくともパニックになるような話ではない。

 

重篤化して肺炎になる可能性があり若い体力のある人でも結構亡くなっている点は危惧すべきだが、既知のどの病気と同程度と考えるべきかは見極めておく方がいい。

 

現状ではインフルエンザと比較するしかないはずで、ならばそう極度に恐れる必要はないはずである。アメリカでは毎年インフルエンザで1万人程度が亡くなっている。医療制度が違いすぎるため、日本との比較はできないが、死者数で考えるのは病気に対するひとつの指標だろう。

 

日本では結核による死者数が2千人年である、罹患者5万人である。インフルエンザはおよそ1万人年、罹患150万人(今年は65万人)である、アメリカとそう変わらない。肺炎は死亡6万人年とカウントされているので、風邪、侮りがたしである。

 

新型コロナ風邪が最も懸念されるのは、誰も病状の強さを知らないからで、それは我々の免疫システムも同様で、始めて会う病原体なので初動が遅れるのは仕方ない。

 

春節前から感染が始まっていたので、多くの観光客が訪れている地域ほど、患者数は多いはずである。これが比例するのは当然で、観光客数と患者数の間には相関関係があるはずだ。日本には幸い多くの方が訪れてくれたので、感染した人が多いのは初めから想定されるべき話。

 

所が、ニュースになってマスコミにこれらの罹患者の情報が載ると、誰が犯人だ、どこを通っただの、誰を感染させた可能性があるのか、スーパー・スプレッダは誰だという風に話が持っていかれる。これらは明らかに特定の個人を犯人として吊るし上げる方向であって、デビルマンの最終回みたいなもんである。マスコミはふだん視聴率しか見ないからこういう点は無頓着というか無自覚なので、ここが最も懸念しておくべき点である。

 

日本各地でほぼ同時期に患者が発見され始めたのは、この時期に検査体制が整った事、その時点では既に発病が始まっていた事が理由に挙げられる。

 

すると、二週間の潜伏期間を顧みれば、1月Mから感染が始まっており、最初期の発病者が2月Fに現れた、不幸にしてその中には亡くなった方もいるが、これを第一陣とすれば、第二陣、第三陣の発病が今週から来週には起きるはずである。

 

すると問題は感染の連鎖がいつまで続くか、それは拡大再生産するのか、それとも縮小消滅してゆくのか、という事が論点になる。一般的に風邪の流行を考えれば春が来るまで治まるはずがなく、それが人為的に防止できるくらいなら、誰がインフルエンザの流行に躍起になるか、という話だ。

 

幸い今年は暖冬なので、この程度で済んでいる、と考える事ができる。恐らく罹患していても気づかずに免疫だけを獲得して終わった人も沢山いるだろう。

 

さて日本政府の対応が海外から批判されているという話がある。しかし一般的に考えれば、ダイヤモンド・プリンセス号の隔離は妥当ではないか。アメリカなど原爆を地上実験する場所がたくさんあってそのまま放置できるほど広大な空き地がある国とは違うのである。中国だって、あれだけの病院を直ぐに作れるほどの空き地があるではないか。日本では考えられない話しだ。

 

確かに厚生労働省の不手際は非難されてもいい。船内はイギリスの法律が適用されると言っても、それは平時の話である。緊急時にはイギリスや所有企業と幾らでも交渉できるはずである。

 

船に隔離しないという選択は、別の場所(ホテルや保養所、軍施設等)に隔離するという意味でしかない。罹患しているかどうか分からない人をそのまま家に帰すような国家は、世界196か国あれどもだたのひとつもあるはずがなく(日本はそれをしたが)、疑わしきは二週間の隔離である(本当に必要かは知らない)。

 

完全に隔離し感染する可能性を0としたまま二週間後に検査し陰性であれば、偽陰性の可能性を取り除いた上で解放する、というのが基本であろう。さて、解放した場所は隔離施設であるから、他の場所よりも感染する可能性が当然高い。だから、隔離場所からその施設を出るまでには完全防備しておく必要がある。当然だが、携帯など使用しているものは基本的に廃棄する。

 

そこまでして初めて安全に解放できるわけで、恐らくそこまで厳密的にやっている地域はないだろう。基本的に検査陰性なら解放するはずだ。人権だの自由だのうるさいのである。だから、その手にしたスマートフォンにウィルスが付いているとしてもそれは仕方がないのである。

 

いずれにしろ最終的には風邪である。免疫力と栄養学と薬学で共生状態を作り出すしかないのである。

 

そこで、この新型コロナウィルスで疑問な点は、通常は亡くならないと思われる人が結構亡くなっている点である。最初に告発した中国人の医師だって年齢的にも病歴的にも亡くなるとは考えにくいはずで、中国人ジャーナリストなど二人も風邪のために行方不明になっている。

 

懸念すべきは、通常は死亡する対象でない人が結構亡くなっている感覚があって、それはインフルエンザなどと病気と比べてどうなのか。これから日本でも数十人の治験が蓄積すれば、ある程度の方向性は出せるだろう。

 

その結果が重大であればこの社会はパニックに陥るだろうし、大山鳴動の可能性もある。例え軽微であってもパニックは起きえる。何の問題がないと結論されてもヒステリックに恐慌し断絶し隔離し追放しようとする人は後を絶たないものである。

 

恐らく、この風邪ウィルスは来年以降も流行する。この星にせっかく生まれてきたのだから。この冬が暖冬であったのは幸いであって、次も暖冬とは限らない。もし厳冬であれば、今回よりも流行が大きくなるのは確かと思われる。

 

どちらにしろ中国の人はあれだけの圧力に晒されてとてもストレスが溜まっているはずである。とても辛抱強く、堂々と病気と対峙している。幾つのかの問題(ジャーナリストの失踪など)があるとはいえ、彼/彼女らが世界に先駆けて対策を打ち続けているのは間違いない。

 

この本気度が彼/彼女らの知見となって彼/彼女らの力になる。コンピュータからAI,医学的施策などを蓄積したら更に力強くなるはずだ。

 

という事はこの風邪が治まったら、彼/彼女らは長く続いた鬱憤を晴らすために金を使いまくる事は必定であって、それがとても喜ばしい。長い戦いが終わった暁には、我々も精一杯のおもてなしで迎えるべきだし、恐らく日本も長い戦いを経験しているはずだから、ともに蕩尽の限りを尽くそうではないか。

 

加油