TBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』急きょ生放送 ウエストランドがゲスト出演

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ウエストランドは楽しみだっただけに残念ではある。依存症、と呼べるかどうかは分からない。しかし芸能において酒の上でのトラブルは避けるべき事項であって、そんなのは百も承知であろうから、飲んで避けれないとなると、これは前頭葉の制御不全が始まったと見做すべきであろう。

 

つまり、年を取ったという事である。これが依存症かどうかは分からない。恐らく依存症ではない。しかし、人前に出る商売では、それが気持ち良くなって、歯止めが効かなくなる人物は後を絶たない。

 

その最も著名な事例は田代まさしであろう。折角改善が見られたらと思ったら、マスコミに取り上げられ、そして再犯を繰り返す。人前で気が大きくなるタイプなのか、絶対に晴れやかな場所に出るべきではない人と思う。日陰でひっそりと生きる、ブラックジャックの人面瘡である。

 

酒でトラブルを起こしたのには、ビートたけし坂上忍中村獅童、草彅剛、前園真聖山口達也吉澤ひとみ等々がいるらしい。引退した人もいれば、復活している人もいる。何食わぬ顔で黒歴史を塗りつぶしている人もいる。

 

確かにどのような事故事件であれそれをいつまでも抱えて生きて行けるほど人は強くはあるまい。人は笑いたくなるものである。それが忘れられない人は酒や薬で気を紛らわせる。コンクリート殺人事件の犯人とその家族が今日も笑っているかと思えば、怒りしか湧かない。一生を悔やませ生まれた事を呪いながらも自殺もさせずに苦しみ続けて生かすべきなのだ。

 

いずれにしろ、河本太の面白さが消えるのは惜しい。恐らく人々から慕われているなら助け船が出るだろう。誰からも慕われていないなら凡そ手を差し伸べる人はいない。消えるのが妥当だろう。よって復活の鍵を握るのは他事務所の芸人仲間や仕事関係者と思われる。

 

だが酒のトラブルは依存性が高く、歯止めなく浴びるように飲むのはストレスが強く、自分の行動が制御できなないのは脳の問題が大きい。

 

断酒は最低限の条件となるだろう。本当に守られるかは不明である。しかし、こうなると次回のぶちらじが楽しみである。そうでなければいけない。第一声、それを聞きたくてきっと見るだろう。ま、何もなくても毎週見るのだが。

 

警察に捕まった訳ではないのが救いである。警察に捕まり始めているが当人だったら笑える。恐らく警察官も笑っただろう。ここで逮捕したら笑える。少なくともタクシーの運転手がきちんと逆襲する人だったから救われた面もある。幸運と言える。歯を折ってくれてありがとう!一生、ご指定の運転手にして感謝してもいいくらいだ。

 

ウエストランドで本当に性格破綻者は河本だという話もある。井口は悪口の毛皮を着た嫉妬人で、河本は悪口を中和する毛皮を着た異常者らしい。第一声が重要と思う。そこで未来が決まる。こうなるといぐちんランドでもう引退するとか言っていた井口の健全さが懐かしい。

 

こういう事件の後に復帰、というのが一種のエンターテインメントである。藤本敏史がそうであったし、渡部建などは尚更である。大竹まことにこっびとく怒られていたのはちょっとリアルだった。

 

自分の中の人面瘡を大切にしたい。