2016-01-01から1年間の記事一覧
戦争中も生活が続く。という話がアニメの中の出来事であったり、押井守の映画の中に閉じられている事に奇妙な感触を得た。 これだけのテーマを語るのに完全に日本の中に閉じられている。興味は生活でも戦争でもない。作品を分析したいという思いだけなのだ。…
流行語、流行語というが、一年前に何が起きていたか。記憶が怪しい。既に一年を振り返るのが長すぎるのではないか。 時間の経過が早いのは大人になったらからではあるまい。今のサイクルの速さは、決して記憶力が低下したからでもあるまい。 一年前の冬に何…
本当にそれが無駄かどうか、また他の国と比べて、それが能力が劣っているから起きていることなのか、それとも、仕事のやり方の違いに過ぎないのか。 というところは十分に検証されていい。その結果、明らかに日本人の方法は無能である、という立場から、そう…
www.itmedia.co.jp この程度のことしか言えない人がAIの研究者なんだから、この危うさは本物だと思う。 読解力とは何か、と言えば、読み書きそろばんの「読み」の部分である。ところが、テストであったり、入試問題というものは、その人の能力を図る物差しで…
ハリウッドにも負けないなんて言えるなんて、邦画の人はよほど、頭がおかしいか、さえない詐欺師か、でなければ、現実が見えていない無能だろう。 ハリウッドのヒーローものが、どれくらい改良を重ねながら現在の段階にまで来たのか。その中で基本的なテイス…
nikkan-spa.jp 豊臣の滅亡は、最終的には淀殿のせいとされている。これは当然ながら、彼女のリーダーシップへの評価になるのだが、当然だが、大阪冬の陣、夏の陣で急に増長したわけではない。 15年前の関ケ原の頃から、淀殿は豊臣政権の中心にあり、彼女が…
www.asahi.com これは価値のある戦いであった。そして、勝敗は決した。 どちらも、もう一度やったら勝敗は分からないと言うだろう。一度きりの戦いの仔細は知らないし、理解できるはずもない。 恐らく囲碁ももうじき強い/弱いという価値基準では測れなくな…
ダイヤモンドの美しさも、その価値も別に否定する気はしない。単なる炭素の結合、元素だけで見れば、鉛筆の芯(最近のはいろいろな化合物だろうけど)と同じと言われても、一本百円の鉛筆と一粒100万円では、やはり価値の違いはどうしようもない。 このよ…
tengen.live-go.net 井山裕太は7冠しているから、当然だけど悪役である。北斗の拳なら、ラオウだし、銀英伝ならラインハルトになる。リングにかけろなら剣崎だし、聖闘士星矢なら、教皇である。ハイネルであり、リヒテルである。バンコランであり、キースア…
ceron.jp 石原慎太郎は嫌いだし、こんな人間として生まれるくらいなら、虫にでも生まれてカマキリに食われる方がましだと思っているから、こいつが晩節を汚すのは笑いが止まらない。それまで強気できたくせに、今になって老人をあまりいじめるなとか言い出す…
nlab.itmedia.co.jp 311が改めて膾炙した知見に、大学教授と言えども、ぼんくらは腐るほどいる、と言う知識がある。 この武蔵野大学の教授と名乗る人も同様であって、教授という肩書など、ようは経営者になって社員を合法的に奴隷扱いするには、どのような法…
面白い記事かな、と思ったら、【戦いは正当防衛と呼べるが、敵の街を破壊するという行為を爽快に描くところまでやってしまうと、その描写が暴力礼賛、報復礼賛】 という話に集約していた。 それがシンゴジラのシーンであれ、巨神兵であれ、同じ類型があると…
うなぎといい象牙といい、日本の官僚が向いている方向が、世界であるとか、地球としての向かうべき方向ではなく、あくまで国内の産業を延命でしかない事の証拠のような話である。 当然ながら象牙は禁止すべきだし、密猟者への罰則も厳しくすべきである。と、…
nlab.itmedia.co.jp 釣キチ三平の作者の手になる漫画によれば、確か、ふるさとだった思うが、村八分でも葬式と火事だけは共同して事に当たったという。 もちろん、それを放置することは、村全体の存続に係る事だからである。 そういう妥当性を考えれば、当然…
はて、中国の要求は何であろうかと考えてみる。 ひとつに先の大戦の敗北は貴重な教訓であって、それと同じ状況を作ることができれば、自発的に倒れてくれるというのは基本戦略としてあるだろう。かつての日本はその明治維新の早い時期からロシアがやばいとい…
www.asahi.com うなぎが絶滅しようとしている時にも、この社会にとっての重要度は、どうでもいい女性差別の方なのである。 10代の少女にスクール水着を着せればそりゃ、大好物になるに決まっているのである。 プールにずっといるというイメージは、監禁そ…
nlab.itmedia.co.jp 写真が登場して以来、絵画というのは難しい。絵の巧さというものが、単なる写真の下位互換のように感じる人も多いからである。 しかし、写真でさえそうであるが、絵画もまた、目で直接見るものとは違うもので、まずフレームがある。そし…
www.oricon.co.jp 誰も見たことのない西郷隆盛というのは、それだけを聞けば面白そうな話である。 しかし、「勇気と実行力」で時代を切り開く“愛に溢れたリーダー”と聞けば、なんとステレオタイプかと思わずにはいられない。 真田十勇士という映画で繁信を腰…
ソニーはね、もうウォークマンを捨てた方がいいと思うんだ。 あたかも、これが最強のT-REXですと、現在の時代に、紹介しているような違和感を感じる。 T-REXはにわとりになったんだ。それで人間の欲望のために、世界で最も繁栄した種となったのだ。数だけで…
2199での造形のすばらしさを考えれば、さらばの地球艦隊戦というのは、これはもうどこまで素晴らしい映像にするかが最も重要だろう。 2199の地球艦隊を日露戦争だとすれば、さらばの艦隊は、まさにWWIIのそれである。艦隊戦という限りは、立派な海戦…
www.asahi.com この人が名人になる頃には、将棋はおろか囲碁でさえ、AIには決して勝てないという状況になっているだろう。オリンピックのあらゆる記録はパラリンピックの記録よりも下にあるだろう。 テクノロジーが人間の力を凌駕したのは21世紀の専売特許…
いつの時代にもこんなおかしな人はいただろう。今の時代だから、という論理は信じられない。 殺そうと思った。それ自身はまだいい。別に何と思うのも言論の自由である。当然の話だが、信条、言論には自由があるが、行動の自由は、どのような政治体制も認めて…
日本の銀行は既に死にたいだと考えてよいだろう。かろうじて手数料で商売しているのだが、もちろん、本業であるお金の貸付であったり、運用でだって実績を上げているに違いない。 問題は手数料は下げるどころか、上がっている状況を見る限り、本業で十分に利…
よくわからないが、戦争の原因が言葉であるというのは、戦争の原因は人間である、というのとそれほど変わっているとは思えない。 そりゃ正しい言葉であるが、一般的に空は青いというのと50歩百歩な言葉に思える。 もちろん、「所有」、「言葉」、「アイデ…
この映画により庵野秀明は完全に日本映画のトップ位置を確立した。そういう所感だ。小僧、小僧とばかりに思っていたら、いつの間にやら大家、大御所である。 いずれにしろ、ヒットするということ、収益で黒字を出すという事は、作家性だの独自性、個性などよ…
英語が話せる分けではないが、当然だが、発音というのは各言語で異なっている。それを言えば、同じ日本語でさえ、時代によって発音は変わっている。 それは仮名文字の違いを見れば明白である。契沖仮名遣いで使われている、ゐ、ゑの存在がそれを示している。…
噂によれば、シンゴジラはごく普通の危機管理サスペンスと呼べそうである。日本では快挙かもしれないが、ハリウッドには、実写でもドラマでも小説でも幾らでもある。それこそ売るほどある。 日本にもこういう政治を含めたパニックもの、緊急ものは幾つかある…
相武紗季は消えたね。結婚が完全に裏目にでた。ほとぼりが冷めるまで待つしかないけど、空いた席がいつまでも埋まらないほど、のんびりとした世界ではない。 特に2016年はCMの転換期と呼んでいい。それまでなじんでいた女優が次々と新しい人に置き換わっ…
人生に、文学を。 文学を知らなければ、目に見えるものしか見えないじゃないか。文学を知らなければ、どうやって人生を想像するのだ(アニメか?) 日本文学なんて、人間失格につまづいた人に文学賞をあげちゃう訳で、これで人寄せパンダの味を知ってしまっ…
動物虐待という意味で言うなら、金魚を養殖している時点で虐待ではないか。動物は自然で生きることがふさわしい。狭い浴槽の中だけで生まれ、死んでゆくの金魚に自然という自由はない。 それこそが虐待ではないか。ならば自然の川に放流することは、動物虐待…