2016-01-01から1年間の記事一覧

日本文学振興会の広告「人生に、文学を。」が「アニメを馬鹿にしているのでは」と物議

nlab.itmedia.co.jp 人生に、文学を。 文学を知らなければ、目に見えるものしか見えないじゃないか。 文学を知らなければ、どうやって人生を想像するのだ(アニメか?) 日本文学など、人間失格につまずく程度が受賞するもので、あれで人生なんて言葉を使わ…

『シン・ゴジラ』最速レビュー!現代日本に現れた完全生物を媒介にする“現実 VS 理想”物語

www.oricon.co.jp これを読む限り、シンゴジラは、ごく普通の危機管理サスペンスと呼べそうである。日本では快挙かもしれないが、ハリウッドには(実写でもドラマでも小説でも)幾らでもある。それこそ売っているほどある。 日本だとこういう政治を含めたパ…

『バケモノの子』細田守監督、プロの声優を使わない意外な理由

細田守の作品はなんどか見たことがある。面白くないわけではないが、特に心に残るものではなかった。その理由が分かった気がした。 「技術でお芝居をするのではなく、存在感、人間性などで表現してもらえる方」 お芝居とは技術でするものであって、技術でし…

舛添前都知事 所得報告 総額は3074万円 15年分

mainichi.jp 最近、プロの定義とは、負けっぷりが絵になること、だと思い始めた。 都知事を続けさせてくれれば、金など要らぬ、といった割に、できないなら、金はもらう、という行動の負けっぷりは悪いと思う。 ドラマならどっちかと言えば、敵役のそれだし…

ジブリの大博覧会 我が儘でごめんなさい

最近、なんか歌がリフレインする、何の歌だ、と思っていたら、ローニャである。さずがは宮崎吾朗ではない。さすがは谷山浩子である。 宮崎吾朗に物語の才能はない、という事はもうはっきりしていると思うが、所が、この人はなかなか絵がうまい。 特に説明す…

史上初2連覇の指原莉乃 <会見一問一答>

mdpr.jp なんか、すごい。完全にビジネスでやってる感じが好感度Up。 指原莉乃の強みとはお金の匂いがちゃんとする所かも知れない。それがきちんとファンにも届いていて、疑似恋愛なら疑似として、タレントならタレントとして、きちんと役割を果たしている、…

高知容疑者逮捕で高島礼子「警官役」ドラマに影響も

どうでもいい話で恐縮だが、ドラマの関係者がどのあたりの通行人役の人かは知らないけれど、「夫が薬物で捕まっているのに警察官役は難しいのではないか」という日本語の意味が分からない。 この対して上手くもない女優が警察官の役など無理である、下手すぎ…

指原莉乃 - 第8回選抜総選挙連覇

バイトルのCMを見ながらも、彼女たちの集金マシーンとしての巨大な存在感はすごいと感心している。 多くのお金が動きながら、その主人公たちである彼女らには、それを微塵も感じない。それに見合うだけの支払いはされていないと思う。彼女たちが凄いんじゃな…

やっぱり造型に賛否両論『シン・ゴジラ』、小さい手はティラノサウルスリスペクト?

otapol.com ターンAを見て以来、止まっている絵はダサかっこ悪くても、動けばキュートでカッコよくなる事がある、って事を知ってから止め絵で映画を判断する事は止めた。 それでも予告編を見ている限り、石原さとみがいただけない。なんだ、あのリアリティの…

西内まりや、ウエストほっそー!やばすぎるくびれに痩せた?の声

www.cinematoday.jp 急いで CUTIE HONEY -TEARS- の予告動画を見てきたんだけど、びっくりするよね。キューのキの字もなかった。 予告編というのは、ふつうは観客がその映画への期待を膨らませるものだけど、いつの間にか日本映画というのは予告編が最高で、…

野中広務氏、自民復党を決定

長く政党政治が続いていると思っているけれど、実は日本の政党政治は、戦前のが破壊しつくされたので、戦後の歴史しかない。 戦後の多くの支持を得た自由民主党が長く与党であったのだが、思うに、政党というのは、最初に支持を得た人たちを決してないがしろ…

元ジブリP西村義明氏、英紙の性差別発言について謝罪 「映画を作るのに性別は関係ありません」

nlab.itmedia.co.jp この人の愚かさはこれだけ危険そうな話題に、何の臆することもなく、飛び込めてしまう事だろう。 個人的な思想だの、思い入れは信頼できる仲間とか、会社の中だけでやるべき事で、公共のしかもインタビューなどでする事ではない。 そうい…

春風亭昇太 - 六代目笑点棟梁

歌丸さんの引退と、六代目の初回だけは見た。 思えば、笑点は、本当に誰が見てもおかしみを感じられる番組だと思う。謂わば、日本のお笑いのど真ん中、王道にいる。 全てのお笑い番組は、笑点を基準とした違う何かである。 そう言えそうである。話題の方向性…

押井守 - キャラクターの構造

構造というのは、建築的なイメージで言っているのですが、何が何を支えているのか、ということ。キャラクターというのは単独では成立しない。キャラクターっていうのは正確に言えば三角形で成立するもの。それを僕は構造と呼んでいる。概念としてはわかりづ…

「あなたを採用したら当社にどんなメリットがありますか?」 配属先も未定なのに何を答えろというのか

ケネディに有名な演説がある。就任演説の一説である。アメリカという国は、あんなに暴力ありきでありながら、その国家観は演説の積み重ねである点が面白い。 「And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you—ask what you can do …

ユーモアか、暴走か 三島由紀夫賞・蓮實重彦氏の“チョー不機嫌”

文学賞はキャラの立っている人に与えよが、西村賢太 あたりで注目された。この人も記事を読む限りでは、昔からそういう意識の人であったらしく、 文壇の偏屈爺いを演じているだけではないか。 ちょうど、ピースの又吉直樹が文豪気取りなのと同じである。もち…

邦画のこと

くっだらねぇ、夢落ち以外ありえないような映画。 そもそも、人物の造形が浅いから、ある日急に暴力沙汰に走るとが成立するのかな? 突然って何だよ、未知の暴力を引き起こす病気にでもなったか、精神がやんでいたか? もともとそういう暴力的な人間なら、も…

プログラミングの小学校必修化検討で議論勃発

日本の教育の原点は兵隊さんを作る事にある。これはよく言われる一般論である。そのお陰で日本では優秀な兵隊がたくさん生まれたが、残念ながら優秀な将校は皆無であった。それが先の戦争の結論であろう。 無能な将校にしては、日本はよく戦った。ひとえに兵…

満島ひかり

満島ひかりが恋多き女かどうかは知らない。もちろん、若者喰いが演技の足しになるはずがない。若さを保つために若いエキスをちゅうちゅう吸う絵の方が幾らか説得力がある。しかし、最近の女優はどうも売れたら若者に走るらしいのである。 彼女はルナルナのC…

正義VS正義の戦いを描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』正しいのはどちら?

対立に正義と悪という構造は聖書の昔からある。仏教でもそうであって、悪魔の誘惑というのが一つの主題をなしている。 この悪の誘惑というものは、もっと昔からあったのであろう、いろいろな神話で誘惑の前に負けてしまうというのは多い。イザナギノミコトの…

中曽根元首相、「自主憲法」制定訴え

くだらない人間である。もちろん、この世界は言論の自由があるから、どのような意見を持とうが構わない。それをどう表明しようが自由である。 しかし憲法という国の根幹に関して、98歳、現生に留まれる時間もあと20年しかない人間が、憲法の改正ではなく…

茂木健一郎「国会前で『FM東京』を歌った理由」

茂木健一郎ごときに感動するような知性は劣悪なのであって、そうはなるまいとずっと思って生きてきた。 しかし、彼の文章は、習字のお手本になるくらいには、いいものである。仮に、中身は空っぽでも構わないじゃないか。 この人の文章の魅力は、茂木健一郎…

相武紗季

女優にとって結婚はイメージを作る重要なイベントで、特に演技で勝負できない女優は、これが絶好のチャンスなのである。 もちろん結婚は諸刃である。新しいイメージの獲得と従来のイメージの損失のトレードオフである。当然だが、堀北真希は結婚相手の詰まら…

「死刑は人権侵害以外の何ものでもない」 世界140カ国で廃止、取り残される日本の課題

この人は死刑は廃止だという。では事件が発生して現場で射殺したのは死刑ではないからいいというのだろうか。死刑とは決められた手続きの上での量刑であって、賛否はあるし、当然冤罪という問題が打ち消せない。それでも法をいつ出すしているわけではないし…

X2がついに初飛行! 日本の国産戦闘機開発に警戒する中国

他国の軍事的脅威を訴える時、その理由を推測すれば、それは予算の獲得しかない。少なくとも訴える側の本音はそこにあるのであって、それを聞いた側が恐怖を感じようが、敵対心を煽ろうが実は関係ないのである。 つまり、ステルス性に関していえば、米軍が最…

『シン・ゴジラ』予告

腹立たしいことに、この予告を見て少しばかりの期待をしてしまった。 もちろん、幾つもの異議申し立てたのシーンはある。いったいどういう理屈でこうなるのか、という疑問である。 ゴジラは予告編のくせに、人物のアップが多い。邦画の人間ドラマなど大した…

柴咲コウのアサヒドライプレミアム豊醸

あれ、柴咲コウ、顔が変わった?すわ整形かという話もあるけれど、女性も年齢とともに顔は変わるものだ。年齢で変わらないのは安達祐実くらいじゃなかろうか。 まず10代で2回は変わる。15才くらいで1度、18歳くらいで1度。その後は暫く持続して、2…

NHK番組に国際エミー賞 「山賊の娘ローニャ」

www.sankei.com 退屈という点では宮崎吾郎よりも高畑勲の方が上だったりする。アルプスの少女ハイジも赤毛のアンも退屈極まりなかった。それでも見た記憶があるから不思議だ。 太陽の王子ホルスの大冒険も、面白さはもりやすじのヒルダに極まるし、火垂るの…

結局のところ、日本の「武士道」とはなんなのか=中国メディア

その内容が思ったよりも充実していた。武士の発生から、その変遷を、歴史の流れの中で押さえていて、驚愕した。 日本人である我々は武士道を知っている、または分かっていると思っている。当然だが、武人というのは飛鳥時代よりも前から居たし、天皇中心の政…

Goodbye Ha@@iness - 宇多田ヒカル

名曲の定義は難しい。デジタルのお陰で、曲が好きなのか、それとも PV が気に入ったのかも分からない。ましてや再生速度さえ変えられる。好きの境界も今やあやふやだ。 一概に曲と言っても、歌詞もあれば、リズム(拍)もある。メロディ(律)もあれば、ハー…