2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

押井守 - キャラクターの構造

構造というのは、建築的なイメージで言っているのですが、何が何を支えているのか、ということ。キャラクターというのは単独では成立しない。キャラクターっていうのは正確に言えば三角形で成立するもの。それを僕は構造と呼んでいる。概念としてはわかりづ…

「あなたを採用したら当社にどんなメリットがありますか?」 配属先も未定なのに何を答えろというのか

ケネディに有名な演説がある。就任演説の一説である。アメリカという国は、あんなに暴力ありきでありながら、その国家観は演説の積み重ねである点が面白い。 「And so, my fellow Americans: ask not what your country can do for you—ask what you can do …

ユーモアか、暴走か 三島由紀夫賞・蓮實重彦氏の“チョー不機嫌”

文学賞はキャラの立っている人に与えよが、西村賢太 あたりで注目された。この人も記事を読む限りでは、昔からそういう意識の人であったらしく、 文壇の偏屈爺いを演じているだけではないか。 ちょうど、ピースの又吉直樹が文豪気取りなのと同じである。もち…

邦画のこと

くっだらねぇ、夢落ち以外ありえないような映画。 そもそも、人物の造形が浅いから、ある日急に暴力沙汰に走るとが成立するのかな? 突然って何だよ、未知の暴力を引き起こす病気にでもなったか、精神がやんでいたか? もともとそういう暴力的な人間なら、も…

プログラミングの小学校必修化検討で議論勃発

日本の教育の原点は兵隊さんを作る事にある。これはよく言われる一般論である。そのお陰で日本では優秀な兵隊がたくさん生まれたが、残念ながら優秀な将校は皆無であった。それが先の戦争の結論であろう。 無能な将校にしては、日本はよく戦った。ひとえに兵…

満島ひかり

満島ひかりが恋多き女かどうかは知らない。もちろん、若者喰いが演技の足しになるはずがない。若さを保つために若いエキスをちゅうちゅう吸う絵の方が幾らか説得力がある。しかし、最近の女優はどうも売れたら若者に走るらしいのである。 彼女はルナルナのC…

正義VS正義の戦いを描く『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』正しいのはどちら?

対立に正義と悪という構造は聖書の昔からある。仏教でもそうであって、悪魔の誘惑というのが一つの主題をなしている。 この悪の誘惑というものは、もっと昔からあったのであろう、いろいろな神話で誘惑の前に負けてしまうというのは多い。イザナギノミコトの…

中曽根元首相、「自主憲法」制定訴え

くだらない人間である。もちろん、この世界は言論の自由があるから、どのような意見を持とうが構わない。それをどう表明しようが自由である。 しかし憲法という国の根幹に関して、98歳、現生に留まれる時間もあと20年しかない人間が、憲法の改正ではなく…

茂木健一郎「国会前で『FM東京』を歌った理由」

茂木健一郎ごときに感動するような知性は劣悪なのであって、そうはなるまいとずっと思って生きてきた。 しかし、彼の文章は、習字のお手本になるくらいには、いいものである。仮に、中身は空っぽでも構わないじゃないか。 この人の文章の魅力は、茂木健一郎…

相武紗季

女優にとって結婚はイメージを作る重要なイベントで、特に演技で勝負できない女優は、これが絶好のチャンスなのである。 もちろん結婚は諸刃である。新しいイメージの獲得と従来のイメージの損失のトレードオフである。当然だが、堀北真希は結婚相手の詰まら…