ウーマン村本、子連れでライブに来ないでと訴える

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子供を禁止したければ、入場制限すればよいだけ。それをする権利が開催者にはある。

 

まずは子供からチケット代を取っていたのかどうか。無料であれ、有料であれ、そういう設定にしたのは自分たちである。

 

つまりこれは客とかファンに訴える話じゃなくて、スタッフと話しあえばいいだけじゃないか。なぜそれを、ここでつぶやくかという話になる。

 

すると、たんに「親のエゴ」と言いたいだけじゃないのか、という気もしないではない。確かに、ある側面では、これは子供虐待みたいな気がするという感覚になったとしてもそれはそれでおかしい話ではない。

 

子供つまらなさそうにしていて、かわいそうだった。そういう感じは分かる。泣きわめいて迷惑だった。それも別におかしくない。

 

だが、それを「親のエゴ」という一言に集約しようとするなら、それは別の話にもなる。入場制限もせず、お金を取っておきながら、『エゴ』と主張するなら、子供を連れてくるなというのも、お前の勝手な『エゴ』だろうが、という主張も成立する。

 

もちろん、自分の舞台だから、エゴは言わせてもらう立場だという主張は正しい。だから、最初の話にもどってスタッフと話しあって、入場制限すればいいだけの話ではないか。

 

どこにも違法はないし、穏当な対応でしょ。それを呟くのはなぜ?という話になる。

 

もちろん、呟いたのは、自分の気持ちを整理するためだったり、何か、考えをまとめる為だろうと思いたい。

 

不幸なのは、それがあっと言う間にネット記事になって拡散され、本心とも違うであろう解釈を(この記事のようにされて)、収集がつかなくなる立場に居るという事。だが、その立場を最大限に利用するのも商売上の必須である。

 

もちろん、ニワトリじゃあるまいし、何度も経験済みな人だから、自ら地雷を踏むべき宿命を背負ってやっているんだろう、という気がする。というか発言する前にだいたいどれくらい炎上するかくらい分かっているはずである。それがある意味商売である。モニターリングって言うんだっけ?

 

「とくダネ!」の小倉智昭が『歩きらスマホからは罰金をとればいい』と発言した時には、頭の上に人工物を乗せている人も罰金を取るべきじゃないですかね、と言わずにはおれなかった人だろう。

 

黙れば商売あがったりという強迫観念はかなり強い職種だろうから、そういう事を考えると、実はどうなんだろう。本人としては、レスポンスを通じてリサーチしている、くらいの気でないとやってられないと思う。