汚染水処理装置の停止、弁の切り替え忘れが原因
(読売新聞 - 06月30日 11:06)
まぁ、こんなミスは良くやる、良くやる。現場の人がやってもいいやと思ったかどうかは知らないが、指揮者なら当然考慮の範疇でなければならない。その上で、計画を練り、実行手順を決めて、それでも起きるのだ。
熱い、蒸れる、見づらい、呼吸苦しい、そういう所での作業だから当然である。工場で安全第一というポスター、のぼり、旗などがあちこちにあるのは、平時の環境でさえ事故は起きるという当たり前の事を示している。
起きて当たり前なのだ、起きなかったらそれは何か原因がある。
日本人の平均被曝は 1.4mSv/y というのが膾炙されてはや3か月。福島が 13mSv/y にならんとし、安孫子、柏あたりが 5mSv/y。今回の汚染は外部被曝だけでなく、放射線量の高い地域は内部被曝も気にしないといけない。
そこで世界の放射線量を調べて(どこかの大学の先生が)見てみる。
各地の平均(mSv/h)
各地の最高値
1990年代の記録。
260って数値も計測ミスではないらしい。いろんな機関が、このような自然由来の場所で被曝による影響を調査しているらしい。で、今の所、結論は出ていない。つまり、明らかに有意な影響はなさそう。あっても微妙。
チェルノブイリの値(mSv/y)
- 石棺の前 10(12uSv/h)
- チェルノブイリ市内 1(0.1uSv/h)
福島の線量(uSv/h)
時から年への変換は単位を一つあげて(u->m)、10倍する。正確には8760倍だが、概算なのでそれを10000倍で計算している。
これを見る限り10mSv/yが一つの閾値。