米国の大型無人機、日本初の試験飛行 戦闘にも転用可能

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プレデター(ジェネラル・アトミクス)が飛行する前から、ヤマハラジコンヘリを飛ばしていた。2005 年には不正輸出も告発された。日本には数多くのラジコンメーカーがある。それに従事する人たちは、この技術があれば、特攻隊などしなくても良かったのに思いながらやっているかも知れない。

 

ラジコン好事家の中には VF-1 Valkyrie を飛ばす人までいる。十分に成熟した分野だと思われる。

 

 いずれにしろ、プレデターが兵役を引退する頃に、日本で民生化の実証実験が始まるというのも、なんとも周回遅れの感じがしないでもない。これもアメリカからの圧力かしらと疑心したりもする。

 

日本メーカーでもこの要望に答えられる所はたくさんあると考える。だが、軍用には躊躇する企業も多いであろうから、米国のメーカーに市場を譲るのは仕方がないかも知れない。

 

それでも、軍事用への参加はこれからより拡大するはずだ。そのあたりは、企業はまず軍需用への参画ポリシーを作成し広く公開する必要がある。

 

軍用というのは予算は国家が払うし、最新技術へのチャレンジができる、という側面がある。国のバックアップを受けて、法的な問題もクリアしやすい。参入には技術力の向上に有利な面もたくさんある。

 

当然、軍事予算で開発して、民生品に転用して更に利益を上げることも狙える。また、軍用は失敗にも寛容である。最新技術に携わる以上、予算を出す方も、失敗を織り込んでいなければ計画のひとつも建てられないからである。海の物とも山の物ともつかぬものにも投資が許されるのがそれが軍用だからだ。