中国 民主活動家“ノーベル平和賞”に警告

news.ntv.co.jp

 

おそらく、中國のこういう動きは、昔から警告は、出していたんだろうと思う。ただ、世界を圧倒する経済力を背景にしている事が、今更ながらの警戒を世界中に生みだしているのだと思う。そろそろ無視できそうにない。

 

これは警告音ではある。それを自覚していて、それでも敢えて世界に発信している。

 

当人はじゃれあっているつもりで、相手に大変な嫌悪を与えているかも知れないし、それでも構わないという外交感覚はどこかで見た気がするし、単に無自覚で無邪気なだけかも知れない。

 

なんの事はなく、日本人だって、世界中から嫌われている、馬鹿にされてきた、そういう歴史なら幾らでもある。

 

自分達の評判が世界中を巡り、耳に届くまでには、世界中がこれだけ結ばれても結構な時間がかかるものではある。

 

しかし、それとは別に彼ら自身が何かを抱えてないか。大国の台頭には世界が警戒するのは同然である。あれだけの体である。内政が一枚岩であるわけがない。

 

中國の豊かさでさえ、国内の混乱に火を付けないか。それまで抑えていたものが豊かさにいよって歯止めが効かなくなる。栄養優良になればキャンサーだって元気になるもんだ。

 

中國は、外の世界だけに興味を持っていられる時間はそんなに多くはない。共産党という体制がここまで国を率いてきたが、この豊かさは、新しい混乱を生みだすと思われる。

 

少なくとも、世界は一党独裁体制でこれだけの富を得た国の登場は初めての経験の筈である。いや、そういやソ連がいた。

 

巨人が膝をついても、その地響きは結構なものになる。中国に引っ張られて世界は、やっと海面に口を出して息をしている状況だ。

 

経済がこのような状況では、誰も中国を無視した行動が出来る訳もない。だが、この状況を抜け出した時に世界各国はどう動くか、その時、中華人民共和国はどう道を開くか。

 

それを彼ら中國が考えていない訳はないと思う。であれば、今のこういう強硬な外交姿勢というのは、結構、追い詰められている証左かも知れない。

 

専門家の活動場所である。