マイクロソフト装う詐欺に注意 偽警告現れ「電話して」

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こういう犯罪に加担した人物は、例え50年後であっても見つけ出し、孫と仲良く遊んでいる所でも、きっちり逮捕する流れを作る事は世界的に有益と思われる。それは大企業にとっても必要なはずで、このような犯罪の横行は自社の信頼を失墜するからだ。

 

インターネット網を血管に例えれば、犯罪行為はSARS-CoV-2ウィルスに例えられる。インターネット網には様々なデータが飛び交っている。その中に巧妙に仕組まれたウィルスやアプリがある。其れに対して、現在の対抗策は入口だけであり、ウィルス対策ソフトやファイアーウォールなどしかない。

 

しかし、これはある意味、とても原始的で、恐らく、海にぷかぷか浮かんでいる単細胞な生物たちが持っている仕組みよりも低レベルな対抗策である。

 

すると、インターネット上を飛び回る免疫のようなシステムが必要ではないか、という発想は誰もが持つもので、それがどうやって各PCに働きかけるのか、それが犯罪行為からどう防御するのか、それを追跡し、相手をマーキングする仕組みはどういうものか、AIやデジタル通貨の基盤技術であるブロックチェーンという仕組みが応用できるか。

 

全ての交換を履歴で蓄積すれば、恐らく追跡は可能と思われる。それを可能とするには、履歴を拒否するものは流さないという全体の機能が必要だ。だが、それが可能かどうかは分からない。それをすり抜ける仕組みだってきっと獲得されるはずである。エンジニアなら誰もがこういう設計には興味があるだろうと思うが、いかんせん、上手い具合は思いつかない。どうすればそんな仕組みが可能かの発想が湧かない。

 

という訳で、インターネットの免疫化は、まだまだ先だろうと思う。だが、それを可能とする進化的アルゴリズムというものが、もしあるなら、それは必ず我々の免疫システムを参考にしたものになるだろうと思われる。または。

 

参考にしなくとも、相似になるだろう事は予測に難くない。