赤松農相報道、TBS政治部長ら4人懲戒処分

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間違った報道以前に、ゴルフだと遊んでいるという風潮は払拭して欲しいものである。机に座ってれば仕事してるって短絡なものではない。

 

ゴルフをしようが、しまいが、口蹄疫の感染に影響はない。今すぐ仕事があるならゴルフを中断する必要はある。しかし、報道によれば、ゴルフをしていいか、悪いか、には触れていない。つまり、これは体裁の問題に過ぎない可能性が高い。

 

大変な状況の時に、排泄中ならNGなのか。摂取中にならNGなのか。睡眠中ならNGなのか。フランス料理はダメだが吉野家ならいいのか?政治家だから休暇中はありえない。基本的に24時間体制である。故に休暇はないが休息はある。

 

兎角ゴルフを続けた、という事をマスコミは批判する。そんなものは、状況次第である。今すぐ必要なら呼びに来る。来たなら帰る方が安楽である。もしそれが不謹慎に見えるというだけの理由で批判されるのなら、これはもう知能の放棄である。

 

マスコミにそう書かれるからと、ゴルフを自粛している政治家もいるのではないか。ゴルフもまた人生の凝縮であるし、そこには人生の全てがあるから、何かを考えるためにゴルフをする、何かを決断するためにゴルフをする、そういう取り組み方もあるのである。考えるための道具としてゴルフ場という事は有り得る。机の上でうんうん唸っているだけが思考ではないのである。

 

まずは正しく書け。そして、それが良いのか、悪いのかをきちんと説明せよ。説明するとは合理的な理由を示せ。不謹慎と言う場合は、士気の問題と人心の把握である。自分たちは仕事をしている時もゴルフをしやがってという組織の上に立つか、休暇中ならゴルフくらいしてても良かったのに、そんなに信用ないんですか、という組織の上に立つか。つまりは、ちゃんと取材をしろ、という意味になる。

 

説明責任を問うらしいが、マスコミはもちろん、説明なぞ望んでいない。下手したら国民も望んでいない。

 

ただ責任取れ、と怒鳴っているおじさんと同じメンタリティである。ただ非難する事で気持ちよくなりたいのである。どうすれば責任をとった事になるんだろう、と考えた経験がないのである。そういえば相手が怯むという人生経験だけで言葉が生まれているのである。なんという知能。

 

 

説明とは何か?を考えた事がない人たちが、新聞で記事を買い、TVを視聴して語っている。それらは興奮した感情を鎮めてくれ、と言っているに等しい。語る内容なぞ何でも構わないのである。言葉がアイスノンと等価なのである。

 

神話の世界みたいなものである。邪気を払うには言霊を発する必要がある。退散せよという訳だ。これは説明の問題ではない、感情の問題である。それを今風に賢そうに言うと説明責任、となる。科学はどこへ行った。


悪霊と呼んでいた頃の方がよほど物事を冷静に正しく見ている。結局、三文芝居を書いては売ってる新聞にとって、一番大切な事とは、紙面を活字で埋め尽くす事である。TVは放送時間を音で画像で埋める事である。

 

毎日毎日、そればかりやっていて脅迫されたようにルーティンワークで働いているのである。彼らは何を欲っするか、ネタである、ならばこの行動様式も頷けます。