【読売新聞】前原国交相、八ッ場ダム6知事会議の出席断る

この記事を書いた記者は、何を仕事にしているのか。この会合は出席しなければ問題となる種別のものなのか。とても大切な、そして何かを決める会議なのか?


出席はいつ求められたのか?そして断った理由を何か?それが書かれていない記事である。憶測で空白を埋めれば、陰謀論が出来上がる、そういうタイプの記事である。裏切り、という言葉がぴったりである。


無能、無知、無責任、それらが溢れる落書きに過ぎないではないか。読売の落書き、その称号にぴったり過ぎる記事である。

 

重要な会議を行うのに一月前に声をかけるはずもないはずで。開催側と読める6つの都道府県側も半分は知事の出席していない。所が、この記事では、この会議が何かの問題を解決する場であるかのように匂わせている。これは誘導である。扇動はこうやるという見本のような記事である。

 

この会議が開催されない事で何か問題が長期化するかのような虚報。「意見交換会」なる会議で問題が解決される筈がない。そんなもの社会人のイロハであろう。社会経験もない記者と言う訳である。中学生かな?早い話、これは唯の雑談会じゃないか。

 

この会議があろうが、なかろうが、問題は長期化する、当たり前の事じゃないか。読売は、戦前の報道と同じ事を、言葉巧みに行っている。その危険性に無自覚とは、つまりのあの大戦中についても反省などしていないという意味である。たしか反省すると自ら語った筈である。

 

即ち、自分たちの手で取材し、原因を追及し、記事にするという当たり前の仕事をする気がない。既に斜陽産業である新聞社としては自分たちの主張に与しない者を貶める記事を言葉巧みに書いて垂れ流す。必要なのは売り上げを伸ばすゴシップである。

 

2020年08月19日

前原国交相八ッ場ダム6知事会議の出席断る(読売新聞)

八ッ場ダム群馬県長野原町)の建設事業費を負担する群馬、東京、埼玉など1都5県の知事が、24日に予定している意見交換会に前原国土交通相の出席を求めたところ、断られたことが18日、分かった。

「断られたこと」とあるが、理由は何か、いつ誘ったの?しかも「意見交換会」という場も文中には埋められているが、印象として「断られた」を強調する文章になっている。

 

副大臣政務官の出席もなく、千葉、栃木、茨城の3県は副知事の代理出席にとどめる見通しだ。

3件も知事の出席も「断った」と言えるのではないか。同じ事象に対して、別の書き方をする。副大臣政務官も出席を断り、千葉、栃木、茨城の3県も知事は出席を断った。副知事は代理出席する。と書いてあれば印象は相当変わると思われる。

 

問題はなぜそう書かなかったか。書いただけではなく、書かなかった中にも情報は雄弁に潜んでいるものである。

 

1都5県は先月27日、八ッ場ダムを含む全国のダム事業の検証日程が明確になるまで、今年度分の負担金支払いを留保すると表明。意見交換会は、国と都県のトップ同士の直接対話で解決を図る狙いもあった。しかし、国交相の欠席で問題の長期化が懸念される。

意見交換会」は、「解決を図る狙いも」って、どういう事だろう。「も」であるから嘘ではない。それも含まれる筈だという書き方である。こういうマジックワードを使えばカラスでも簡単に白く出来る。黒いカラスの中には白いカラスも含まれる。

 

都県関係者によると、負担金の支払い留保は、東京都の石原慎太郎知事が5県に呼びかけて実現した。

「呼びかけた」とあるので、会議の開催を呼びかけたのが石原慎太郎かと思えば、保留する事を呼びかけたのが石原慎太郎であるという内容。おっちょこちょいは、石原の開催を要請した会議を前原が断った、と読んでしまう、そう読めるように書いた文章である。

 

これらの文章の構造としては、以下のようになっている。

  1. 意見交換会があるので
  2. 知事が参加して(他参加者不明)
  3. 負担金の支払い留保などについて話し合いをしたいが(議題不明)
  4. 今回、前原大臣も誘ってみたら(誰が誘ったか不明)
  5. 欠席となった(理由不明)
  6. なお、都県も1都6県のうち3県の知事も欠席する(理由不明)

 

()の補記を付けたのは、上記記事からでは断言できないからである。まさに、国民を戦争に突き進めた新聞社の末裔である。読売のクズ。