トルシエで燃えて、中田英寿の引退でサッカーの興味を失ったにわかファンで申し訳ないが、それでも、アルゼンチン対イングランドの試合は面白かった。
決して鮮明とは言えない画像からでも、両者の緊張感やぎりぎりの所で拮抗する力などが感じられる。だから、ワールドカップを見てみよう、という気になった。
でも、日本のサッカーが面白くない印象があった。はて、さてと見ると、普通ー。プロのようには見れないけれど普通ー。
だいたい、青い点と赤い点の数数えて、多い方が優勢という見方をしてみたが、すると、なんだか赤い点の方が三角形の作り方が上手いし、ボールの動きに対して形が柔軟に、だけどちゃんと面を作りながら動いてた(気がする)。
青い点はなんだか面はきれいじゃないし、ボール動いても動かない。
複数の点がつながって、それが点から線に、そして面を作る事でその領域を自分の空間とする、というのは、囲碁にも似ている気がして、へー、と思ったり、思わなかったり。
何人か、目に留まる選手がいた。
長谷部誠、しぶし。
本田圭佑、ボールへの執念やよし。
森本貴幸、予感のある選手。
しかし、負けた後のコメントはいつでもどこでも同じだに感じる。あのインタビューを10年前の映像と入れ替えてもたぶん、誰も気付かない。もうひとつは新聞やネットにあふれる批判や欠点に関する記事。これも10年前と変わらない。
だとすれば、そんな批判しても何も変わらないんだと。何かが違うが、それをどうすればいいかは、未だ、誰にも分かってないと。
なら、監督を変えた所で何かが変わるわけでもありはしない。気分と士気以外は。気分を変えて、ぶち強くなるなら、恐らく幻想かたまたまであろう。
スピードとか、連携はそれは赤いユニフォームの方が断然よかったから、韓国の人はさぞや嬉しいだろう。今のうちだけだぜ、とだけ遠吠えておく。
韓国選手の笑顔はみんな素敵だった。日本選手の笑顔に、いいね、はなかった、そんな印象が強い。
もしかしたら、仲間と組織を勘違いしてるのかも。