ねじれ国会で課題先送りするな…経団連会長

www.nikkei.com

 

衆議院参議院の二院制の存在価値は、ねじれにある。今こそ、その価値を発揮する時だ。

 

で、つらつら考えるが、ねじれ状態になったという事は、国会運営をゆっくりとやってくれ、というメッセージだと思う。

 

強行採決という手段が残っているにせよ、基本的には、「よく話し合いも持って、論議をつくし、時間がかかっても構わないから、丁寧な国会運営を期待します。」と、天皇陛下がいいそうなセリフを国民が政治家に突きつけた、と考えるのが妥当であろう。

 

課題を先送りにする必要はないが、動きはゆっくりとしたものになる、はずだ。「もう、あわてないで」と言っているのに、セカセカしたり、強引に服を脱がそうとしたら、そりゃ、気持ちも離れるというものだ。

 

ましてや、俺に気があるんだから、といい気になって、他にまで手を出したら、激怒必至である。

 

今回の結果は、管直人がベットの上で如何に下手な男かを世に知らしめた、と言える。せっかち、イライラ、詐欺師と勘違いされたピロートーク、そんな感じだろう?誠実が売りじゃなかったんかい、という話である。


取り敢えず、出なおしておいでと言われたのだから、取り敢えず、もう一回行くべきだろう。もう来るんじゃないよ、と言われなくて本当に良かった。


正直、最初はこのねじれにがっかりするだろうが、ちゃんとした政権運営をするには良い試金石となるんじゃないだろうか。

 

これは一つの激震だから、使えない人を淘汰する役割を持つ。それはいい事ではないか。そう今は思うようにしている。

 

これは白解釈である。もちろん、黒解釈もあるのである。