六月である。ワールドカップが近づいている現状では仕方ない。全試合を見ようと思ったらこれしか手はない。
まさか、ここでやめるとは、安倍晋三と同じ、この根性なし。だいいち、マスコミを甘やかしすぎた。言論統制と犯罪をでっち上げて、最初に締めておかないからこんな破目に陥る。
しかし、「聞く耳を持たない」というフレーズはおかしい。「私の声が届かなくなった」と言う方がきれいである。
聞く耳を持たないと言われると、ふつうはカチンとする。それじゃ何か、聞かない国民の方が頑固で蒙昧で悪いって事か?と反感を買う。
まぁ、鳩山由紀夫の成果は何百とあって、沖縄で躓いたがそれだけでダメとするのは正当な評価とは思えない。
ただし、これで沖縄の問題は、もう誰も手は出せなくなった。沖縄が鳩山総理と共に10年でも、20年でも、30年でも、かけてやっていく、そういう回答をしていればまた違った道もあったと思うけれど。
鳩山由紀夫だからと言って魔法の杖を手に入れている訳ではないのだから、自分たちでどういう道筋で解決できるかを一度でもよく考えた経験があるならば、長期戦は分かっていたであろうに。
その上で、どう付き合うかを考えればよかったのである。つまり、鳩山由紀夫は民主党にとって今後問題となりうる沖縄問題を永遠に闇に葬ったとも言えるのである。もう誰が手を出すだろうか。
それなりの総理でしたよ、と語るのが一番いいと思う。